タイザンN

前歯部に最適な陶材築盛型ジルコニア

タイザンNはジルコニアフレームの上に陶材を築盛した陶材築盛型ジルコニアで、シェードガイド通りの色調再現ができます。
フレーム部分が金属であるメタルボンドは、金属が光を遮断してしまったり、ブラックマージン、金属アレルギーを起こすなどの問題がありましたが、ジルコニアフレームであるタイザンNではこのような問題は起こりません。
また、表面に陶材を築盛していることで、オールジルコニアよりも透過性や色の深みに優れており、天然歯のような質感があります。
そのため前歯部に最適な補綴物といえます。

タイザンNの強度と色調再現

歯科用材料としてのジルコニアの特徴や歴史については、こちらで詳しくまとめています

特徴

色調

陶材築盛型ジルコニアは、透過性の低いジルコニアに透過性の高い陶材を築盛しています。
この構図は、透過性の低い象牙質の上に透過性の高いエナメル質がある天然歯と同じです。
天然歯に近い透過性が得られるため、陶材築盛型ジルコニアのタイザンNは審美性が良いのが特徴です。

シェードガイド通りの色調を再現する補綴物のため、タイザンSのように隣在歯の色調にピッタリ合わせるというような細かい調整はできません。
6前歯の症例などではとてもきれいにセットできます。

強度

タイザンNのジルコニアフレームは、最も強度の高いジルコニアDISCを使用しています(曲げ強度:1400MPa)。
そのため破折に強くフルマウスまで対応しています。

連続するポンティックは2歯まで
連続する延長ポンティックは1歯まで

支台歯形成量

CAD/CAMで削りだしたジルコニアフレームに専用の陶材を築盛した補綴物です。

ジルコニアフレームにVITAシェード全色の着色ができるので、陶材の築盛スペースが少なくても製作ができます。
そのため従来1.5㎜以上必要だった歯質形成量が、たった0.7㎜(咬合面は1.5㎜)でよくなり、生活歯に対してもオールセラミックスを使用することができるようになりました。

ジルコニアは非常に割れづらい特性を持っており、支台歯の削合を最小限度に抑え、有髄歯のまま歯の治療を進められます。
その利点は患者様にとっても、歯科医師の皆様にとっても大きいでしょう。
たとえ1mmでも歯の表面を削り足すと知覚過敏や痛みが強く出てしまい、結果として抜髄が必要になるという残念な結果になりかねません。

当社の築盛型ジルコニアは、そんなリスクを大幅に軽減できる薄さを実現できます。治療する歯に被せるジルコニア自体が、薄いうえに割れづらいので咬む力の強い所に使用しても問題ありません。

オールジルコニアは近年、材料が進化し審美性も兼ね備えたものの開発が行われています。しかし審美性が求められる部位では、やはり陶材築盛型ジルコニアの方が患者様にも満足していただけることが多いのが現状です。費用や歯質切削量も異なりますので、患者様のニーズに合わせた選択をしていただくことが大切です。

プレパレーションガイド

  • 形成面を滑沢にし、アンダーカットがないようにする
  • 隅角部を局面に仕上げ、鋭利な部分を残さない
  • マージン部は軸面と曲面で移行するようにナイフエッジ~ラウンデッドショルダー形態で形成する
  • 小窩裂溝部のジルコニアの厚みを1.0mm確保できるようにする

陶材築盛型ジルコニアとオールジルコニアとの選択

オールジルコニアは近年、材料が進化し審美性も兼ね備えたものの開発が行われています。
しかし審美性が求められる部位では、やはり陶材築盛型ジルコニアであるタイザンの方が患者様にも満足していただけることが多いのが現状です。
費用や歯質切削量も異なりますので、患者様のニーズに合わせた選択をしていただくことが大切です。

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補綴物詳細

補綴物名タイザンN
分類ジルコニア / 陶材築盛型ジルコニア
曲げ強度1,400Mpa (前装部は100MPa)
★★★★★★
審美性★★★★★☆
透過率
生体親和性
最大連結数16歯
最大連結ポンティック数2歯
最大連結延長ポンティック数1歯
IOS(デジタル印象)対応
保証期間5年間

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