2014年4月発行 No.24
S活動とは
スリービーでは3S活動に取り組んでいます。
3S活動とは、「整理」「整頓」「清掃」のことをいいます。
これらをおこなうことで、安全で快適な職場を作ることができ、効率的な生産と効率的な管理ができます。場を清め心を清めることで、製作する補綴物の品質向上につなげていきたいと考えています。
また3S活動の真の目的は、様々な問題を発見する力や問題を解決する能力を高めることにあります。これらを追求していきますと、「守ることを決めて、決めたことを守る」という社風が生まれます。
社内の大改装工事
この3S活動の一環として、1月に社内の大改装工事をおこないました。壁紙や天井、カーペットの貼り替えは専門業者に委託しましたが、それに伴う棚や机の移動、モールの設置などは社員全員でおこないました。自分たちも改装に携わったことで、各々が維持・管理していこうという強い意識が芽生えたように感じます。レジン等の削りカスが床に散乱したら掃除機をかける、出しっぱなしの道具があったら元に戻す、器材のメンテナンスを行う等の自主的な行動は今まで見られなかったことです。
割れ窓理論
環境犯罪学に「割れ窓理論」というものあります。これは「一つの割れた窓を放置すると、その近くの窓が割られる。割られる窓が増えるとビル全体が荒廃していく。それは街全体に悪影響を及ぼし、犯罪が増える 」という理論です。つまり、たった1つのゴミが会社を荒廃させる可能性があるというわけです。
スリービーでは社内研修日に、枚岡合金工具株式会社の古芝保治氏のインタビューDVD(Visionet Big interviews No.67)を全員で見て意識の共有を図りました。
まだ3S活動を取り組んでいない方は、身の回りの整理、整頓、清掃から行ってみてはいかがでしょうか。