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適合不良なしでストレスフリーの「レジン試適」

適合不良なしでストレスフリーの「レジン試適」

No.27 2014年8月発行

レジン試適のメリット

 ジルコニアの強度や安全性が認知され、ロングスパンの症例でも使用されることが増えてきました。審美性はもちろんのこと、金属よりも重量感が少ないことも患者さんに喜ばれています。しかし、大きな症例のセットは楽ではありません。ブリッジが長ければ長いほど、テクニカルエラーや印象の変形による影響を強く受けるからです。実際に6本Br以上のジルコニア補綴物で再製原因が最も多いのが「適合不良」です。

 そこでスリービーでは6本以上の連結冠に対して、レジン冠での試適をお願いしています。(必須)

6本以上のBrでレジン試適をおこなわなかった場合は、適合不良での再製作では再製料が発生いたします。

レジン試適は、CAD/CAMで削り出したレジン冠を使用します。レジンなので、適合やバイトの確認、調整が容易にできます。また、最終補綴物の形態を歯に近い色で製作するので、患者さんも完成時のイメージがわきやすく、細かい要望等も反映させることが出来ます。

 スリービーでは、レジン試適をおこなうようになってから再製率が30.1%減少しました。レジン冠で試適をすることで、再製のリスクを大幅に軽減し、完成時に患者さんも先生もストレスなしでセットをすることが出来ます。

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