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医院様ごとに評価をデータベース化して品質向上

医院様ごとに評価をデータベース化して品質向上

No.29 2014年11月発行

補綴物評価表の活用方法

コミュニケーションツール

患者様に良い補綴物をセットするには、先生と技工士のコミュニケーションが大切であると思います。

当たり前ですが、患者様ごとに口腔内の状態は違います。また、先生ごとにニーズが違い、コンタクトを例にとってみても、「調整してあわすのできつめに製作して欲しい」「手間がかからないようにピッタリにして欲しい」など様々なご要望があります。

弊社では、コミュニケーションツールの1つとして『評価表』を最終補綴物完成時に同梱しています。

セット時に感じたことをご記入いただいたら、FAXで送信するか次回発注時に同梱してください。厳しい評価やコメントは、反省点として改善し次回の製作物に反映させます。とても良かった時などは、コメントがあると製作者の励みとなりますので、一言ご記入頂ければ幸いです。

データベース化

ご記入頂いた評価カードは、パソコンに入力してデータベース化する仕組みを整えました。スタッフ全員にiPadを配布しているので、製作時はiPad上で各医院様の情報を確認しながら進めます。また、今までに頂いた評価や、ご指摘・ご要望をデータベースで情報共有することで、担当者以外の技工士も過去の内容を把握することが出来るるようになりました。

評価表データベース化は、まだまだ完全ではなく試行錯誤中です。評価表を更に有効活用して品質向上に努めたいと考えています。その為にも、先生方のご意見ご要望をもっと拾えるようなに改善し、ご質問等も担当者が責任を持って対応できるように、仕組みを強化していきます。評価表をコミュニケーションツールとして進化させたいと考えていますので、宜しかったらご活用ください。

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