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No.72 ワールドデンタルショー2018

No.72 ワールドデンタルショー2018

2018年10月発行

10月5日(金)から3日間、パシフィコ横浜において、第8回ワールドデンタルショー2018(第8回日本国際歯科大会2018)が開催されました。弊社では、技工スタッフほぼ全員が、10月6日(土)、7日(日)の2日間参加してきました。

4年に1度開催されるワールドデンタルショー、今回は276社もの会社が出展したことで、展示スペースが前回より大幅に拡大されていて、回りきるのが大変なくらい広大な展示場でした。私たち歯科技工士以外にも、歯科医師、歯科衛生士、学生、商工業者など、50,772名の来場があり大変な熱気がありました。展示場内では、各社ともCAD/CAM や3Dプリンタなどのデジタル技工機器、湾曲根管内部まで確認出来る極細歯根カメラ、新型で便利な CTやレーザーなど,最新のデジタル機器がずらりと並んでいました。とりわけ面白かったのが東京技研ブース。コンピューターによって作られた仮想的な世界を、あたかも現実世界のように体感できる技術の「VR」、 実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”「AR」という最新技術を駆使して、口腔内カメラの体験などをおこなっていました。歯科業界では、デジタル化によって様々な作業がアナログから切り替わってきていますが、新たな可能性を感じさせるブースでした。

同時開催の第 8 回日本国際歯科大会は、51名の海外演者と427名の国内演者と座長を加え、歯科界の著名人が一堂に集結したことで、世界の歯科医療の動態を把握できる貴重な一大講演会でした。会場には、史上最多となる9,084名の歯科医療従事者が詰めかけ、席に座れず立ち見者がでるセッションがあるなど、大変な盛り上がりでした。

お取引医院様の先生が演者として登壇していたり、会場で配布されていた冊子に見開きで記事が載っていたりと大いに刺激を受けた1日でした。

弊社スタッフも各々セッションを受けてスキルアップを図りましたので、今後の製作物に期待してください。

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