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No.64 新年の挨拶

No.64 新年の挨拶

2018年1月発行

先日、デンツプライシロナ社の「セレックシステム(インラボ inEosX5)」を導入いたしました。それに伴い、試験的ではありますがクラウドネトワーク(SIRONA CONNECT)を使った“デジタルワークフロー”を取り入れています。

セレックやオムニカム等の「チェアサイドシステム」を弊社のシステムと繋ぐことで、ガラスセラミックスやハイブリッドレジンだけでなく、院内での製作が難しい“焼成”“着色”が必要な「ジルコニア補綴物」にも対応させることが出来るようになります。現時点では、フルジルコニアクラウンの単冠(パール、パールエナメル、パールマルチレイヤー)のみの対応とさせていただく予定ですが、連冠や他のマテリアルに関しても多種多様なニーズに応えられるよう、検証後に順次追加していく予定です。ミリングマシンはチェアサイドシステムと互換性のある、デンツプライシロナ社の「MC-X5」を使用しています。システムを統一することによって高品質な補綴物を患者様にご提供できます。

その他のワークフローのデジタル化の利点として、データによる印象のやり取りのため、従来の郵送にかかっていた“配送時間の短縮”、印象採得や石膏作業のアナログ的な作業がなくなることでの“作業効率と寸法精度の向上”、印象材や石膏等の“コスト削減”などがあげられます。さらに、光学スキャン印象を直接法で行うことにより“患者様の負担軽減”にもなりますので、是非デジタルワークフローをご活用していただければ幸いです。

なお、弊社では3Shape社のデジタルワークフローも取り入れて行う予定です。まだこちらも試運転の段階ですが、triosスキャナーをお持ちの医院様は、担当の渡部までご連絡ください。

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